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米軍キャンプから放出されるアイテムを日々楽しみながら仕入れに駆けずり回っております!趣味は沖縄三線、釣り、キャンプ、料理?でしょうか!ほぼ1ッ点物です。

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2012年02月02日

M65 フィールドジャケット LRサイズ

ウィキペディアから

1965年に正式採用されたことから、一般的にM-65フィールドジャケットと呼ばれている。

初期のものはラベルに「COAT, MAN'S, FIELD, M-65」の表記があったが、後に「M-65」の表記が無くなり、代わりに「COLD WEATHER」の文字が追加された。 他には「~WITH HOOD NYLON COTTON SATEEN OG 107」と併記されているものもある。

最終的には「COAT, MAN'S COLD WEATHER,FIELD~」砂漠地帯で用いられた6C及び3Cのデザート迷彩では、6Cのものには「COAT,CAMOUFLAGE PATTERN:DESERT」、3Cのものには「COAT,COLD WEATHER,FIELD,DESERT CAMOUFLAGE PATTERN」と記載されている。寒冷地用外套ということからも分かる通り、元々はアメリカ軍の装備品では単なるジャケットというより防寒用のコートという位置づけであると思われる。裾の長さは、各々のサイズ毎にX-Short、Short、Regular、Longの4種類がある(ただしL,X-LサイズにはX-Shortの設定は無い)。

本モデルは第二次世界大戦から朝鮮戦争において使用されたM-41やM-43、M-50、M-51フィールドジャケットの後継として開発され、1990年代の終わりにデザートパターンの軍への納入が完了するまで実に40年以上にわたってアメリカ軍の現用モデルであり続けた。

M-43の洗練されたジャケットスタイルと、M-51のライナー統合システムを継承したM-65のデザインは他のモデルにも強い影響を与え、アメリカ軍のみならず、NATOなど周辺国の戦闘服でも類似するデザインを採用している例が多くある。日本においても近年自衛隊の採用された防寒戦闘服外衣の上衣は外観、素材、襟に収納するフードなどM-65に強く影響されていることがうかがえる。

主にアメリカ軍及びアメリカ沿岸警備隊などによって用いられたが、南ベトナム軍や韓国軍などアメリカの支援する国々の兵士達にも少数ながら支給され着用された例がある。非公式に戦闘地域で用いられた例は後述する。

1980年頃から採用されたBDUが2008年までにアメリカ軍の装備がACUに完全移行されるのに合わせ、近年ではゴアテックスなどの新素材で作られたECWCSパーカーなどの新モデルが採用され、1990年後半にM-65のアメリカ軍への納入は一度完了している。しかし、ECWCSはコストが高く、M-65を必ずしも互換するとは限らず、改めて2006年と2008年にはUCP迷彩パターンのM-65が発注・納入されている。また、官給品以外にも多くのPXなどで現在でも販売されており、UCP迷彩パターンやアメリカ海兵隊が採用する2種類のMARPAT迷彩パターン等も存在している。なお、アメリカ軍ではヘルメットやボディアーマー以外の個人装具に関しては他国に比べて私物の使用が許可されやすい事もあり、実際に私物のM-65が訓練や戦場に持ち込まれることもある。
M-65の特徴 [編集]

様々なモデルがいくつかの会社によって製造され、色も、オリーブドラブ(OD色)のみならず、タイガーパターン、ウッドランドパターン、デザートパターン、などのカモフラージュ柄や海軍や特殊部隊などにおいては黒、紺なども使用された。

主に前期ではOD色が生産され、1980年代初期にアメリカ軍の多くの装備でウッドランドパターンを採用されてからは、しばらく両者が並行して生産された。その後1990年前後に中東などの砂漠地帯での活動が盛んになるにつれて、6C(通称:チョコチップ)及び3C(通称:コーヒーステイン)といったデザートパターンが製造された。

特に湾岸戦争では夜間、砂漠地帯の急激な冷え込みに対応するため、多くのM-65が支給され、テレビに登場する指揮官も着用していたため、ベトナム戦争以来多くの人々の目に触れることとなった。

製造会社によって、細部の違いはあるものの、正式納入された製品の素材の多くは綿:ナイロン=50:50 もしくは55:45の混紡である。採用された当時としては最新素材であったナイロンの特徴である速乾性と耐久性、綿の特徴である保温性と吸湿性を兼ね備えた生地となっている。この丈夫な素材の組み合わせはナイロンコットンと呼ばれ、その後、軍用の衣服に多用された。かなり厚手の生地で作られているため、見た目よりもやや重量感がある。後期にはナイロンの代わりにポリエステルが用いられているものもある。ポリエステルはやや型くずれしやすいがナイロンに比べて軽量で柔らかくしなやかである。

多少の防水性があるため、ベトナム戦争の際、兵士達が南ベトナムの高地で、スコールの後の寒さなどをしのぐのに、役に立ったと広く語られているが実際に雨に濡れて綿が水分を吸収すると、相当に重くなり、自由な動きがしづらく著しく体力を奪われるので、雨天時に野外で行動をする必要がある場合は、小雨でもすぐにポンチョなどの雨具を別に着用をする必要がある。

生産の際、表面に撥水加工が施されているものもあるが、着用や洗濯を繰り返すうちに容易にその効果は失われてしまうので、生地の撥水性を保ちたい場合は、撥水スプレーなどを適宜施す必要がある。ただし、ゴアテックスとは違い生地の縫い目の隙間が圧着されているわけではないので、その防水性には限界があり、速乾性に難のある綿が 使用されていることもあり、基本的には雨天向きの衣類ではない。

多くのモデルの裏地には格子状に繊維が織り込まれたリップストップの生地が採用されていて、引っ掻きなどの小さな破れが広がりにくくなっている。

肩の後ろの背中の部分にはバイスイング(アクションプリーツ)と呼ばれる折り込みがあり、布に余裕を持たせ、腕の取り回しがし易いように設計されている。

裾とウエストの部分にはドローストリングと呼ばれる引き紐が取付けられており、生地を体に密着させ動き易くしたり、寒さを防ぐことができるようになっている。中期以降のモデルではウエストの引き紐にはナイロン製のもの、裾の部分には腰と足の動作を阻害しないようにゴム入りの伸縮性のある紐が取付けられていることが多い。

アメリカ軍では個人に支給された官給品の衣類は基本的には返還する義務があり、 個人用に仕立て直すことが原則として禁止されているため、やや体型よりも大きめのものを着用せざるを得ない場合もある。そのため、上記のバイスイングやドローストリング、開口部分にベルクロを採用することにより、ある程度の個人差に対応できるように考慮されている。

肩の部分には徽章が付けられるように、ショルダー・ループ(肩章)がある、1966年に製造された初期モデルにはこれがなかった。当初は徽章を付けたジャケットの上からコートとして羽織ることを想定していたため、前モデルのM-51などには装備されていたものをあえて省略した形であったが、実際はジャケットとして着用されることが多く、現場からの声を受け、すぐにM-65にも装着されるようになった。

フロント部分はファスナーとスナップボタンの両方で閉じるようになっている。1971年頃までの初期納入分はファスナーにアルミが用いられていることもあったが、柔らかい金属であるアルミは耐久性や酸化すると開閉しづらくなる問題があり、中期以降ほとんどのモデルで真鍮製のものが採用されている。ただし、真鍮も酸化に強いとはいえ金属であるため腐食は避けられない。海軍や海兵隊など塩害を受けやすい環境での作業も想定され、また軽量化を計るため、1985年頃からのモデルにはプラスティック製のものが採用されることが多くなったが、強度の強い真鍮製のものもそれまで通り製造が続けられていた。襟の部分はプラスティック、前面は真鍮、またはその逆というものもある。

プラスティック製のファスナーはウッドランドではODまたは茶色、ODではOD、デザートパターンではベージュ色と歯の色が合わされておりカモフラージュ効果を狙ったものと思われる。ファスナーは大型のものが使われ、フロントジッパーには引き紐が装着されており、金属部の消音効果とグローブを装着したままでも、動きやすいように考慮されている。ファスナーの製造会社は初期はCONMAR、TALON、中後期はYKK、SCOVILL、他いくつかのメーカーが使われており、本体の製造会社が同じでも、年度やロットによって様々である。後期のプラスティック製のファスナーではYKKが製造するヘビーデューティー用のVISLONが採用された。

ポケットは大型のものが正面に全部で4つ備え付けられておりそれぞれのポケットにはフラップがあり、金属製のスナップボタンで閉じられるようになっている。下側の二つについては、スーツのポケットのようにフタを内部に入れて、開放式のポケットとしても使用できるようになっている。これ以外にポケットなどはないが、後述の防寒用ライナーにはポケットがついているものがあり、例えばアルファ社製のものなどでは表裏を反転させて内ポケットとして使うことができる。

フロント部とポケットのスナップボタンは全て生地の裏地に縫い込まれており、金属部が本体の表面に露出しないようになっている。これは金属部が他の装備品に触れ、音を立てたり、傷を付けないようにするためである。

襟の部分には中国の民族衣装に似ていることから俗にチャイナカラーと言われる、スタンドカラー(立て襟)が採用されている。通常の襟のように折って使うこともできるが、襟の部分にはベルクロのストッパーが付けられており、襟を絞って首から寒気が侵入しないようにすることもできる。襟の背面にあるファスナーの中にはパーカー式の簡易フードがあり、通常は行動の妨げにならないよう内部に収納できる仕組みになっているフードは緊急時に軽い雨を防いだり防寒用などに使用できるが、あくまで一時的なもので、生地は薄手であるためそれほど保温性や耐久性はなく、極寒地では別に、人工毛の付いた厚手のフードを襟に装着できるように予備のボタンホールとボタンが用意されており、通常は使用されない襟の周りの穴とボタンはその際に使われる。

本体の内側には、防寒用ライナーも装着可能で、様々な環境に対応できるように考慮されている。本体の裏地に付けられたボタンでライナーを固定するように設計されているが、ライナーはアルファ社の他に数社が製作しており、必ずしもボタン穴の場所が合うとは限らないので、ライナーにあわせて、本体側のボタンの位置を付け直さなければならない場合もある。

軍への納入実績のある主な製造会社には、MA-1フライトジャケットで有名なAlpha Industriesの他にSO-SEW STYLES、Golden MFG、WINFIELD MFG等があるが、これ以外でも兵士が個人的に購入した私物が部隊内や戦場で使用されている例もある。
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M65 フィールドジャケット LRサイズ
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Posted by gensan at 20:45│Comments(0)
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